まーみんのHSP日記

「超敏感な人(Highly Sensitive Person)」の主が、資本主義社会を出来る限り穏やかに生きていくための、ノウハウを探しています。

自己嫌悪

こんばんは。突然ですが、あなたは自分を好きだと言えますか?

私は「好きでも嫌いでもなく、普通」です。かつては自分のことが「大嫌い」と感じていました。

 

アメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が「HSPの特徴」として唱えているうちの

・他人の気分に左右される

・短時間にたくさんのことをしなければいけない場合、混乱してしまう

・ミスをしたり、忘れ物をしたりしないようにいつも心がけている

・仕事をするとき、競争させられたり、観察されたりしていると、緊張していつも通りの実力を発揮できなくなる

という項目が特に自分の中で嫌いな部分でした。

 

上司や部下がイライラしていたら「自分なにかしたかな?」とすぐ不安になり、急なスケジュールでマルチタスクを求められた時はやる前から「出来る気がしない、死にたい。」って思ったり、へらへらしてミスしたり忘れものする奴には空気読んで「ドンマイ!」って言いつつ心の中では「(そんなにやる気ないなら辞めてほしい!)」って言ってたり、数字に関わる集中したい作業の時に周りに人がいると気が散って全然進まない、などです。他の人が出来ている事が自分は出来ない、自分はダメ人間だ、そう思っていました。

 

今でも自分のことは好きとは思えないけど、少なくとも「大嫌い」は卒業出来ていると思っています。それは転職を過去3回経験し、そのたびに自分を振り返ることで自分を「客観視」出来るようになったからだと感じています。自分一人で引きこもっているうちは、あれも×これも×と出来ないことやダメな所ばかり数えていましたが、新しい職場にいくのにそんなことばかり言っていても、誰も雇ってくれません。自分の性格、経験をどういう風に言葉にしたらいい印象になるのか、考えて考えて、前に進んで、ダメだったらまたやり直して「もしかして、私のこういう所って必ずしも悪くは無いのかも・・・?」って本当に少しずつですが、自己嫌悪を減らせるようになってきました。

今まで自分の感情を無視して生きてきたから、油断するとすぐに自分の感情と迷子になりがちです。市場価値としてもそうですし、感情のグラデーションでも、今の立ち位置を確認することが、自分の中では生存確認のように重要です。